30代公務員がコンサルタントへ転職成功|未経験・年齢の壁を突破した実例
- Shoichi Iwakiri
- 2月26日
- 読了時間: 3分
更新日:6月30日
地方公務員の民間転職を支援する、LocalX代表の岩切です。
30代後半・未経験でも、公務員から民間コンサルタントに転職できるのか?
本記事では、地方自治体で働いていたAさんが、営業経験と環境分野への関心を活かし、見事第一志望の企業に転職成功した事例を紹介します。
※記事で紹介する事例は、対象者のご協力のもと、個人情報を除外しその他情報も一部加工の上、お届けしています。
目次
Aさんのプロフィールとキャリア概要
なぜ公務員から民間企業に転職したのか?
転職活動の進め方と軸の整理
官公庁向けコンサル企業から内定を得た理由
終わりに
Aさんのプロフィールとキャリア概要
氏名:匿名(Aさん)
年齢:30代後半
性別:男性
学歴:私立大学理系学部卒
経歴:民間企業2社(サービス業) → 地方自治体職員 → プライム上場企業子会社(官公庁向けコンサルタント)
なぜ公務員から民間企業に転職したのか?
家庭の事情で九州から関東へ引越しせざるを得なくなり、それに伴い自治体職員を退職。関東で新たなキャリアを模索することになった。
転職活動の進め方と軸の整理
関東圏で民間企業への転職活動を行うにあたって大きな障壁となり得ると考えていたのが、30代後半という「年齢」であった。
場合によってはどこからも内定をもらえない可能性があるとの不安から、経験のあるサービス業界を中心に、幅広い業界と職種へ応募をした。
一方で、大学時代より環境問題に関心があり、学部の専攻も同分野であったことから、環境関連の仕事にも携われる可能性を探っていた。
そのような中、エージェントの紹介で、官公庁向け事業を展開し、環境分野にも携わるプライム上場企業の子会社と出会う。同企業はまさに自分の自治体での経験を活かせ、かつ環境分野にも携われることからドンピシャの企業であった。とはいえ自治体で環境関連の業務に従事していたわけでもなかった中、ダメ元でのチャレンジであった。
半信半疑での応募であったが、書類選考、面接と予想外に選考がスムーズに進み、最終的に内定を獲得。迷うことなく入社を決めた。
官公庁向けコンサル企業から内定を得た理由
30代後半という年齢のハンディキャップがありながらも第一志望へ転職を実現できた要因は、ずばり「民間×自治体×分野への情熱」というユニークなポジショニングが企業側のニーズと合致したことにあると考える。
Aさんは民間企業2社(サービス業)で営業経験があるためクライアントワークができ、かつ自治体職員として行政側の事情も分かり、加えて環境分野への情熱もあるという、ユニークな立ち位置の方であった。年齢的なハンディキャップはたしかにあったものの、それを差し引けば企業側のターゲット人材には十分合致しており、それがAさんを内定に導いたものと考えられる。
なお、これを読んだ方で、民間での営業経験がない方々からすると、「民間での営業経験がない自分はどうしたらよいのか?」と思うかもしれない。
それに対しては、仮に民間での営業経験がなくとも、自治体での企業や市民との折衝経験などの民間での営業経験相当のものがあれば、Aさんと同様、十分にチャンスはあると考える。
終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
30代で公務員から民間企業への転職を考えている方にとって、今回の事例が少しでも参考になれば幸いです。
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