<転職事例 #1-2>失敗だと思った転職がチャンスに ~大本命への応募~
- Shoichi Iwakiri
- 4月1日
- 読了時間: 3分
こんにちは、LocalX事務局です!
本記事は、地方公務員(行政職)から民間企業へ転職したAさんの事例の続編となります。
前編では、人材ベンチャーに転職をしたものの、想定外のトラブルに直面し、再び転職活動に至った経緯をご紹介しました。
今回は、1度目の転職活動からの学びを活かした戦術と、失敗だと思っていた1度目の転職活動が「怪我の功名」となり大本命企業への応募に至った経緯を紹介します。
💡 (まだ前編をご覧になっていない方は こちら からお読みください!)
※本記事で紹介する事例は、対象者のご協力のもと、個人情報を除外し、その他の情報も一部加工の上、お届けしています。
ターゲットを絞った2度目の転職活動
Aさんは、1度目の転職活動での反省を踏まえ、今回の転職活動ではより多角的に情報収集を行い、意思決定の精度を上げることを意識しました。
具体的には、前回活用しなかった転職エージェントを利用し、企業のリアルな内情を把握しながら選定を進めることとしました。
また、転職直後で業務が忙しい事情もありましたが、応募企業を厳選の上、自身での情報収集も厚めにすることで、より詳細な実態把握に努めました。
「怪我の功名」——人材ベンチャーの入社がプラスに働いた
ここで「怪我の功名」が起こりました。人材ベンチャーでの経験が、思わぬ形でプラスに働いたのです。
経験が浅いながらも、現職で企業の採用支援業務に携わったことで、一部の企業では求人の必須要件を満たせるようになりました。
また、短期離職による企業側のマイナスイメージも懸念されましたが、理由を丁寧に説明すれば、一定の理解を得られることが分かりました。
とはいえ、人事職としての実務経験が浅いことや、公務員出身という経歴が懸念材料となる企業も多く、書類選考の通過率は依然として低めでした。
しかし、ターゲットを絞った転職活動の結果、上場企業やスタートアップ企業を中心に2〜3社の書類選考を通過し、面接へ進むことができるようになったのです。
「ダメ元」で大本命企業へ挑戦
そんな中、エージェント(弊社)から提案を受け、日本を代表する大手企業の人事職 への応募を決意しました。
この企業は採用基準が非常に高く、内定獲得が難しいことで知られており、Aさん自身も選考通過の可能性は無いに等しいと感じていました。
しかし、すでに短期離職というリスクを背負っている以上、「失うものはない」 という考えで、思い切って挑戦することにしました。
「ダメ元」の挑戦でも、準備は徹底的に
ダメ元であっても、Aさんは万全の準備を尽くすことを決めました。
まず、エージェントと連携しながら、応募企業のビジネスモデル、企業文化、採用方針、求める人物像 を徹底分析。
公式サイトや採用ページにとどまらず、プレスリリースや有価証券報告書などの一次情報にも目を通し、企業の経営戦略や成長方針を深く理解しました。
次に、企業の求める人物像と自身の経験を照らし合わせながら、志望動機・職務経歴・自己PRの再構築 を実施。
エージェントからの推薦状にも、これらのポイントを反映させ、第三者視点からの補強も行いました。
こうした準備を徹底した結果、予想外にも書類選考を通過し、面接へ進むこととなりました。
次回は、大手企業からの内定とその要因についてご紹介します!(※転職事例 #1-3に続く)
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