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30代後半で公務員からプライム上場子会社のコンサルタントへ<転職事例 Vol.2>

  • 執筆者の写真: Shoichi Iwakiri
    Shoichi Iwakiri
  • 2月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月22日

こんにちは、LocalX事務局です!


本記事では、30代後半の自治体職員が、プライム上場企業の子会社コンサルタントへ転職を成功させた事例をご紹介します。今回は、ストーリー形式ではなく、シンプルに要点をまとめてみました。


年齢の壁や未経験分野への挑戦を乗り越え、第一志望の企業に内定したAさんのケースをもとに、公務員の民間転職成功のポイントを解説します。


※記事で紹介する事例は、対象者のご協力のもと、個人情報を除外しその他情報も一部加工の上、お届けしています。



プロフィール


氏名:匿名(Aさん)

年齢:30代後半 

性別:男性

学歴:私立大学理系学部卒

経歴:民間企業2社(サービス業) → 地方自治体職員 → プライム上場企業子会社(官公庁向けコンサルタント)



転職の動機


家庭の事情で九州から関東へ引越しせざるを得なくなり、それに伴い自治体職員を退職。関東で新たなキャリアを模索することになった。



転職活動の状況


関東圏で民間企業への転職活動を行うにあたって大きな障壁となり得ると考えていたのが、30代後半という「年齢」であった。


場合によってはどこからも内定をもらえない可能性があるとの不安から、経験のあるサービス業界を中心に、幅広い業界と職種へ応募をした。


一方で、大学時代より環境問題に関心があり、学部の専攻も同分野であったことから、環境関連の仕事にも携われる可能性を探っていた。


そのような中、エージェントの紹介で、官公庁向け事業を展開し、環境分野にも携わるプライム上場企業の子会社と出会う。同企業はまさに自分の自治体での経験を活かせ、かつ環境分野にも携われることからドンピシャの企業であった。とはいえ自治体で環境関連の業務に従事していたわけでもなかった中、ダメ元でのチャレンジであった。


半信半疑での応募であったが、書類選考、面接と予想外に選考がスムーズに進み、最終的に内定を獲得迷うことなく入社を決めた。



内定獲得の要因


30代後半という年齢のハンディキャップがありながらも第一志望へ転職を実現できた要因は、ずばり「民間×自治体×分野への情熱」というユニークなポジショニングが企業側のニーズと合致したことにあると考える。


Aさんは民間企業2社(サービス業)で営業経験があるためクライアントワークができ、かつ自治体職員として行政側の事情も分かり、加えて環境分野への情熱もあるという、ユニークな立ち位置の方であった。年齢的なハンディキャップはたしかにあったものの、それを差し引けば企業側のターゲット人材には十分合致しており、それがAさんを内定に導いたものと考えられる。


なお、これを読んだ方で、民間での営業経験がない方々からすると、「民間での営業経験がない自分はどうしたらよいのか?」と思うかもしれない。


それに対しては、仮に民間での営業経験がなくとも、自治体での企業や市民との折衝経験などの民間での営業経験相当のものがあれば、Aさんと同様、十分にチャンスはあると考える。




ここまでお読みいただきありがとうございました。少しでも30代の公務員で民間転職を考えている方々の力になれば幸いです。

 
 
 

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